Googleスプレッドシートで、数値の小数部分(小数点以下の部分)を求める方法についてです。
符号を含めて(マイナスの数値についてはマイナスの値として)得るものとします。
符号を含めて(マイナスの数値についてはマイナスの値として)得るものとします。
- 「=数値-TRUNC(数値)」で数値の小数部分を求めることができます。
手順
画像ではB列に対象となる数値が並んでいます。
これに対しC3セルに次の式を入力し、B3セルの数値の小数部分を求めています。
以下のセルについても同様です。
C3セル
=B3-TRUNC(B3)
TRUNC関数は数値の小数部分を切り捨てる関数です。これにより切り捨てた値を元の数値から差し引けば、小数部分が求まるというわけです。
TRUNC関数の代わりにINT関数を用いる方法も考えられますが、TRUNC関数が「元の数より0に近い数値になるよう切り捨てる(例:TRUNC(-0.4)=0)」のに対し、INT関数は「元の数より小さい数値になるよう切り捨てる(例:INT(-0.4)=-1)」ので、マイナスの数値を対象とした場合に正しい結果が得られません。
よってマイナスの値を考慮しなくてよい場合を除きTRUNC関数を使った方が確実です。
なお絶対値が欲しい場合は「=ABS(B3-TRUNC(B3))」でOKです。