LibreOffice Writerで割注(行の途中に2段書きで記す注釈)を挿入する方法についてです。
- 割注にする文字列を入力しておいて選択し、右クリックしてメニューから「文字」→「文字の書式」と進むことで割注を付けることができます。
- 組み文字と異なり7文字以上の文字を設定することができるほか、文字列は検索の対象となります。
手順
まずは割注にするための文字列を適当な位置に入力しておきます。
そしてその文字列を選択します。
選択した範囲の内部で右クリックし、メニューから「文字」→「文字の書式」と選択します。
ここでは代わりにウインドウ上部のメニューから「書式」→「文字の書式」と進む方法もあります。
するとダイアログが出ますので「日本語レイアウト」タブを選択し、「1行を2行使いにする」にチェックを入れ、さらに閉じ記号を選択します。
閉じ記号は前後それぞれに設定できます。ここではカッコを選択しています。
あとはOKすれば設定完了です。文字がかなり小さくなるので使用に当たっては注意が必要です。
なお、メリットしては組み文字と異なり7文字以上の文字列を設定できることと、設定した文字列が検索の対象になることが挙げられます。
「㍿」(株式会社)のような組み文字の代わりに利用することも可能ですが、組み文字より行間が広いため、少々不自然に映るかもしれません。