Googleスライドでは画像の明るさやコントラスト等の調整が可能ですが、背景画像として設定した画像は一切調整できません。そこで、特にありがちな「色を薄くしたい」場合にGoogleスライド上でなんとかする方法について示します。同様に色を濃く(暗く)することも可能です。
- 白い図形を配置して透明度を調整し、スライドと同じ大きさにすれば背景画像が薄く(明るく)なります。
- 黒い図形を配置して同じようにすれば背景画像が濃く(暗く)なります。
- 選択肢としては、はじめから調整された画像を用意しておくか、画像を背景画像ではなく単にスライドと同じ大きさで配置して調整するという手もあります。
手順
色を薄くする場合
「背景」メニューを使って、かなり黒っぽい背景画像を設置した様子です。
これでは黒っぽい文字を置いてもはほとんど見えなくなりそうですので、薄く(明るく)見えるように調整してみます。
まずは図形メニューを使って四角形を設置します。
白っぽい(薄いグレー)四角形が表示されました。
※画像は省略していますが、以降の操作に進む前に「鉛筆のアイコン」→「透明」と選択して枠線を透明にしています。
色はこのままでも使えますが、せっかくですので真っ白にしておきます。
バケツのアイコンをクリックして……
塗りつぶし色を白に変更します。
次は透明度の設定です。
再度バケツのアイコンをクリックして、下部の「カスタム」のところにある「⊕」マークをクリックします。
ダイアログが出現しますので、ここで「透明度」のスライダーを適当な位置に設定し「OK」をクリックします。
すると四角形は半透明になり、背景画像の色は薄く、白っぽくなりました。
あとは四角形をスライドと同じ大きさに拡大すると完了です。
これなら黒い文字も多少は目立ってくれそうです。
色を濃くする場合
手順は上記と全く同じですが、四角形の塗りつぶし色を白ではなく真っ黒にしておけば、背景画像を濃く(暗く)することができます。