Googleスプレッドシートで、あるセルが属する列の記号(アルファベット)を取得する方法についてです。
列の番号(数字)ならCOLUMN関数で簡単に解決しますが、記号の取得には少し工夫が必要です。
列の番号(数字)ならCOLUMN関数で簡単に解決しますが、記号の取得には少し工夫が必要です。
- ADDRESSなどの関数を組み合わせて列の記号を取得することができます。
手順
まずは指定したセル(ここではB3)の列記号を取得してみます。
C3セルに次のように記入します。
=SPLIT(ADDRESS(1,COLUMN(B3),4),1)
ADDRESS関数の第1引数を1(1行目)、第2引数をCOLUMN(B3)(2列目)と指定し、さらに第3引数を4(相対参照、つまり$なし)とすることで、「B1」というアドレスを取得しています(COLUMN関数の引数で何行目のセルを指定しても「B1」というアドレスが取得されます)。
あとは「1」を消すだけなのですが、SPLIT関数を使い「1」を区切り文字とみなすことで実現しています。SUBSTITUTE関数などを使うより少し短くなります。
確定すると、列記号「B」が取得できました。
式が入力されている、そのセル自体の列記号を取得する場合は、COLUMN関数の引数に何も指定しなければOKです。
画像は、C3セルに次のように記した結果です。列記号「C」が取得できています。
=SPLIT(ADDRESS(1,COLUMN(),4),1)