ExcelのTEXTSPLIT関数を使って、テキストを縦方向に分割する方法についてです。
- 区切り文字(列)をTEXTSPLIT関数の第3引数として指定すれば、テキストは縦に分割されます。
- TEXTSPLIT関数とTOCOL関数を併用する方法もあります。
手順
区切り文字を第3引数として指定する
画像では、B3セルに入力されているテキスト中の「☆」を区切り文字として、縦方向のセルに分割しています。
D3セル
=TEXTSPLIT(B3,,"☆")
このように区切り文字(列)をTEXTSPLIT関数の第3引数として指定するだけです。第2引数には何も指定せずカンマを連続させておけばOKです。
よくありそうなのが、セル内改行されているテキストを縦1列のセルに並べるというものです。
これは次のようにします。
B6セル
=TEXTSPLIT(B3,,CHAR(10))
区切り文字として改行を表す「CHAR(10)」を指定しています。
TOCOL関数と併用する
もう一つの方法として、TEXTSPLIT関数をTOCOL関数で囲む方法が考えられます。
D3セル
=TOCOL(TEXTSPLIT(B3,"☆"))
TEXTSPLIT関数で横に分割(区切り文字の「☆」は第2引数に指定)した結果を、TOCOL関数を使って縦1列に並べ直しています。