Googleスプレッドシートで新たに導入されたXLOOKUP関数についてです。VLOOKUP関数とは異なり、検索値にワイルドカードを用いる場合には、同時に引数でそのことを指定する必要があります。
- XLOOKUP関数で検索値にワイルドカードを用いる場合、第5引数(一致モード)に「2」と指定します。
手順
まずは失敗例です。
画像では、F3セルの文字列を含む(部分一致)メニューをB列から検索して、対応する値段とカロリーの値をC,D列から抽出しようとしています。
そこでG3セルに「=XLOOKUP("*"&F3&"*",B3:B7,C3:D7)」と入力したところですが、結果は#N/Aエラーとなりました。
ワイルドカードの書き方に間違いはないのですが、XLOOKUP関数の場合これではうまくいきません。
正解は、さらに第5引数として「2」と指定することです。これで抽出が成功します。
G3セル
=XLOOKUP("*"&F3&"*",B3:B7,C3:D7,,2)
検索値にワイルドカードを使うには、第5引数として「2」と指定する必要があります。
他の関数ではワイルドカードを用いるために特別の引数は必要ないのですが、XLOOKUP関数とXMATCH関数では必須(XMATCH関数の場合は第3引数)となっています。
引数を指定してワイルドカードを忘れるというのもよくあるミスです。