Googleスプレッドシートで、チェックが入ったチェックボックスの数をカウントする方法についてです。
- チェックが入っているチェックボックスの数は「=COUNTIF(範囲,TRUE)」で数えられます。
- チェックが入っていないチェックボックスの数は「=COUNTIF(範囲,FALSE)」で数えられます。
- ただしチェックボックスではチェックの有無に応じた値を自由に設定することができるため注意が必要です。
手順
画像ではB3:B9の範囲にチェックボックスが配置されており、そのうちいくつかにチェックが入っています。
そこで、チェックの数を数えるためB12セルに次のような式を入力しています。
=COUNTIF(B3:B9,TRUE)
COUNTIF関数を使い、チェックボックスを配置している範囲のうち値がTRUEであるものを数えています。
結果は「5」となりました。
なお、チェックが入っていない数を数える場合は「=COUNTIF(B3:B9,FALSE)」とします。
ただし、入力規則の設定(メニューから「データ」→「データの入力規則」を選択)によりチェックが入っている時の値と入っていない時の値をそれぞれ設定することができますので注意が必要です。
上記の画像はデフォルトの設定で、「チェックあり→TRUE、なし→FALSE」となる状態です。
しかし例えば「チェックあり→3、なし→-1」といったように変更されていると上記の式では対応できず、チェックありは「=COUNTIF(B3:B9,3)」、なしは「=COUNTIF(B3:B9,-1)」と数える必要があります。また、「3」と「-1」をそれぞれポイントとして集計する場合は単に「=SUM(B3:B9)」で済みます。