LibreOffice Base(埋め込みデータベースにFirebirdを使用)で、関数を使ってNull(値がない)を任意の値に置き換える方法についてです。
具体的にはCOALESCE関数(AccessでいうNz関数に相当します)により変換することができます。
具体的にはCOALESCE関数(AccessでいうNz関数に相当します)により変換することができます。
- COALESCE関数によりNullを別の値に置き換えることができます。
手順
サンプルとしてこのようなテーブルを用います。
「点数」列がNullとなっているレコードが2つあるのがわかります。このNullを0に置き換えるものとします。
クエリのデザイン画面です。
次のような列を設けます。
COALESCE ( "点数", 0 )
これにより点数列の値がNullなら0に変換され、Nullでなければ元の値そのままとなります。
データビューで開いたところです。
2か所のNullが0に変換されています。