Googleスプレッドシートにおいて、縦に並んだ表の値をグループ化して横に並べる、いわゆる縦持ち→横持ちの変換を関数で行う例です。
- UNIQUE関数等を用いて縦持ちの表を横持ちに変換することができます。
手順
対象となるリストはB3:C10の範囲です。B列に氏名が、C列に(保有)資格が記録されています。
氏名ごとに保有資格をまとめて横に並べるものとします。
まずE3セルに次のように入力します。
=UNIQUE(B3:B10)
氏名の重複を除いたリストができました。
次にF3セルに次のように入力します。
=TRANSPOSE(FILTER(C$3:C$10,B$3:B$10=E3))
E3セルに表示されている氏名に対応した資格の名前が横に並びます。
あとはF3セルの内容を下方にコピーすれば完成です。
なお、関数による逆の操作の例は次の記事で紹介しています。
また、クロス表から縦持ちへの変換については次の記事で紹介しています。