いきなり答える備忘録

Google Workspace・Microsoft 365・LibreOfficeなどに関するメモ

(Gスプレッドシート)日付をカレンダーから入力する方法

 [※2023年3月更新]
 Googleスプレッドシートで、日付を入力するときにカレンダーコントロール(ポップアップ表示されるカレンダー)を使って入力する設定についてです。

  • セルに半角の「@」を入力して入力候補から「日付」を選択すればカレンダーから日付を入力できます。事前の設定が要りません。
  • 対象とするセル(範囲)に入力規則を設定することにより、カレンダーから日付を入力することができます。多数の日付を入力する場合に適しています。

半角の「@」を入力する方法

 事前の設定が不要で、即座にカレンダーを表示させることができる方法です。
 まず日付を入力しようとするセルに半角の「@」を入力します(確定はしない)。これにより各種の入力候補が表示されますが、その中に「日付」という項目があるのでこれを選択します。



 するとカレンダーコントロールが表示されますので日付を選択します。



 日付が入力されました。
 「来週の○曜日」といった日付がパッと思いつかないときにとても便利です。また、上記の選択肢中の「今日の日付」などを選択すればその日付が入力されます。

入力規則により設定する方法

 日付を入力することがわかっているセル(範囲)に事前にカレンダー入力を設定しておく方法です。多数の日付を入力する場合に適しています。

 まずは対象とするセル範囲(ここではC3:C7)を選択します。



 そのままウインドウ上部のメニューから「データ」→「データの入力規則」と選択します。



 ウインドウの右側に設定用のペイン(領域)が現れます。
 ここにある「ルールを追加」のボタンをクリックします。


 各種の設定が現れますので、「条件」と書かれたところにあるプルダウンをクリックします。



 プルダウンの選択肢から「有効な日付」を選択します。
 なお、これは日付であればどのような日付でもよいという選択肢です。他の「日付」や「指定した日以降の日付」などを選択すれば、入力する日付に条件をつける(条件に合わない日付は警告ないし入力拒否する)こともできますが、詳細は省略します。



 最後に「完了」をクリックします。



 以上で設定終了です。あとは設定したセルをダブルクリック(正確には選択したあとに再度クリック)するとカレンダーが表示されます。
 なお、セルを選択した状態でキー入力を行えば直接入力することも可能です。