- ISBETWEEN関数により、数値が区間内に含まれるかどうかを判定することができます。
- 日付を判定の対象にすることもできます。
手順
画像では、B3セルに6という数値が記録されています。
また、D3セルとE3セルには、区間の下限と上限を表す4と6がそれぞれ記録されています。
そこでG3セルに次のような式を入力し、B3セルの数値が区間に含まれるかどうかを判定しています。
G3セル
=ISBETWEEN(B3,D3,E3)
ISBETWEEN関数を使い、第1引数で数値を、第2引数で区間の下限を、第3引数で区間の上限を指定しています。
数値6は4~6の区間に含まれるので、結果はTRUEとなっています。
ここでは上記の画像から区間の値だけを変えています。
数値6は8~10の区間に含まれないので、結果はFALSEとなっています。
ちなみに画像は省略しますが、第1~第3引数に日付を用いて判定することも可能です。
上限・下限を含めない判定も可能です。
ここではG3セルに次のようにな式を入力しています。
G3セル
=ISBETWEEN(B3,D3,E3,TRUE,FALSE)
第4引数のTRUEは下限として指定した数値を区間に含めることを表します(既定値)。
第5引数のFALSEは上限として指定した数値を区間に含めないことを表します。
これにより「D3<=B3かつB3<E3」かどうかを判定しています。「4<=6かつ6<6」は偽ですので結果はFALSEとなります。
なお、第1引数として複数の数値を指定した場合には複数の判定結果(それぞれの数値が区間に含まれるかどうか)を返します。
このときARRAYFORMULA関数は不要です。
G3セル
=ISBETWEEN(B3:B7,D3,E3)
一方で、1つの数値に対し複数の区間を適用して複数の判定結果を得ることもできます。
このときはARRAYFORMULA関数が必要になります。
G3セル
=ARRAYFORMULA(ISBETWEEN(B3,D3:D7,E3:E7,TRUE,FALSE))