いきなり答える備忘録

Google Workspace・Microsoft 365・LibreOfficeなどに関するメモ

(Excel)縦持ちのデータを横持ちに変換する

 Excelで、縦に並んだ表の値をグループごとに分類して横方向に並べる、いわゆる縦持ちから横持ちへの変換を関数で行う例です。

  • UNIQUE関数等を利用して縦持ちの表を横持ちに変換することができます。

手順

f:id:accs2014:20191207100530p:plain:right:w600

 B3:C10の範囲に、対象となる縦持ちのデータが並んでいます。B列に氏名が、C列に(保有)資格が記録されています。
 このデータに基づき、氏名ごとの保有資格を横に並べるものとします。

 まずE3セルに次のように入力します。

=UNIQUE(B3:B10)

 

f:id:accs2014:20191207100534p:plain:right:w600

 結果はこうなります。
 氏名の重複を除いたデータが並べられました。

 

f:id:accs2014:20191207100540p:plain:right:w650

 次にF3セルに次のように入力します。

=TRANSPOSE(FILTER(C$3:C$10,B$3:B$10=E3))

 

f:id:accs2014:20191207100544p:plain:right:w600

 E3セルの氏名に対応した資格の名前が横に並びました。

f:id:accs2014:20191207100548p:plain:right:w600

 最後にF3セルの内容を下方向にコピーして完成です。