PowerPointで、図形を回転させたときに図形内のテキストが一緒に回転しないようにする方法についてです。
- 3-D回転の機能を利用することで、図形内のテキストは回転させずに図形だけを回転させることができます。
手順
次の画像は、文字が入っている図形の回転ハンドルをドラッグして回転させたところです。
このように図形を普通に回転させると図形内の文字も一緒に回転してしまいます。
そこで図形を右クリックし、メニューから「図形の書式設定」を選択します。
するとウインドウ右側に設定用のペイン(ウインドウ内の領域)が現れます。
ここで上部にある「効果」のアイコンをクリックし、中段の「3-D回転」をクリックしてメニューを展開します。
そして「テキストを立体表示しない」のチェックボックスにチェックを入れます。
最後に「Z方向に回転」の値を変更します。
値はボックスの右端のボタンで増減させることができるほか、右側の2つのアイコンで増減させることもできます。ボックスへの直接入力もできます。
これで文字が回転せず、図形だけが回転します。
上記の画面で「サイズとプロパティ」のアイコンから回転の設定ができるのでそちらに進みたくなりますが、そちらを使わず3-D回転を利用することがポイントです。
なお、ペインの幅が狭くてアイコンが見切れる場合は、スライドとの境界部分を左にドラッグすれば全体を表示させることができます。