Googleドキュメントで「改行」したときに1行分のスペースが空くことがあることについての、原因と対策です。
- メニューから「表示形式」→「段落の前（段落の後）にスペースを追加」と設定したうえでEnterキーによる改段落を行うとスペースが空きます。
- メニューから「表示形式」→「段落の前（段落の後）のスペースの削除」を実行して設定をクリアするかShift+Enterキーによる改行をすればスペースは空きません。
手順
画像は文章の入力を進めているところです。
なお印刷されない文字を表示する設定を行っていますのでご注意ください。
さて、Enterキーで次の行に進んだところ、2つの行の間に1行分のスペースが空いてしまいました。
正確に言うとEnterキーで行われるのは改段落（記号は
）で、Shift+Enterキーによる改行（記号は
）とは異なります。そしてこのようなスペースが空くのは「段落の前（段落の後）にスペースを追加」という設定と改段落の組み合わせによるものです。
この例の場合はメニューから「表示形式」→「段落の前のスペースの削除」と選択するとスペースが削除されます（設定状況によっては前の段落で「段落の後のスペースを削除」を実行する必要があります）。
すると1行のスペースが消えました。
また、そのように設定を変えずとも、Shift+Enterキーによる改行を行えばスペースは発生しません。
話は戻りますが、ドキュメントの初期状態でのメニューはこのようになっています。
この状態だとどこで改段落を行おうがスペースは空きませんが、「段落の前にスペースを追加」を実行してからEnterキーを押したために上記のように「一行空く」結果となっています。
「段落の前にスペースを追加」と「段落の後にスペースを追加」のどちらの設定がどちらの段落で行われているかはこの設定を見て確認する必要があり、しかも他のメニューのようにチェックマークがつくのではなくメニューの文言が変化するだけなので、わかりにくいのが難点です。
