いきなり答える備忘録

Google Workspace(旧G Suite)・Microsoft 365・LibreOfficeなどに関するメモ

(Gスプレッドシート)数値の偶数乗とマイナス符号についての注意

 Googleスプレッドシートで、数値の偶数乗の頭にマイナスがついている場合の結果についてです。
 Excelでも同じですが、ちょっと注意が必要な結果になります。

  • 数値の偶数乗(「^」を使ったもの)にマイナスの符号をつけたものが式の最初の項である場合、その部分はプラスの値になります(正確には0以上ですがこのように記します)。例として「=-3^2」は9となります。
  • これを避けたい場合、マイナスと数値をカッコで区切ります。例として「=-(3^2)」は-9になります。「=-POW(3,2)」も-9になります。

手順

 単純な式ですが、「=1-3^2」と入力すると結果は-8となります。
 演算の優先順位により1-3^2=1-9=-8となるためです。


 しかし「=-3^2」とすると結果は9になります。
 上記の式から「1」を除いただけなので-9になりそうに思えますが、結果は9です。
 これは(-3)を2乗した結果になっているものと考えられます。

 また、「=-3^2-3^2」と、同じ項を2つ並べた結果、0になります。
 最初の「-3^2」は9と、次の「-3^2」は-9と評価された結果です。

 このように、偶数乗にマイナスの符号をつけている場合、項の位置(最初の項かどうか)によって異なる結果となります。
 「={3^2,-5^2,6^2,-9^2}」といった配列はすべての要素がプラスになります。
 また、数値を直接入力している場合だけでなく、参照を用いて「=-B3^2」などとした場合も結果は常に(B3の数値が何であれ)プラスになります。


 一方で「=-(3^2)」とすれば結果は-9になります。
 上記のような結果を出したくない場合はべき乗に常にカッコをつけるのが無難です。


 また、「=-POW(3,2)」や「=-POWER(3,2)」としても同じです。