Googleスプレッドシートで値の種類をカウントするCOUNTUNIQUE関数の挙動についてです。
- COUNTUNIQUE関数は数値や文字列だけでなく、エラーについてもそれぞれの種類ごとにカウントします。
- COUNTUNIQUEIFS関数も同様です。
手順
画像ではD3セルに「=COUNTUNIQUE(B3:B12)」と入力し、B3:B12の範囲にある値の種類をカウントしています。
結果は「7」となっており、「12345」「あいうえお」のほか、5種のエラーについてもそれぞれカウントしていることがわかります。
エラーを除いてカウントする方法としては、IFERROR関数を使って次の式のようにするのが一つの方法です。
D3セル
=COUNTUNIQUE(IFERROR(B3:B12,""))
COUNTUNIQUE関数は空文字列をカウントしないので結果は「2」となっています。
空白セルもカウントされないので、「""」を省略しても同じ結果になります。
なお、COUNTUNIQUEIFS関数についても同様にエラーの種類をカウントします。ただしCOUNTUNIQUE関数と異なり第1引数は範囲(セル参照)以外にはできないので、上記のようなIFERROR関数との組み合わせは制限されます。