複数の曜日を指定するのも容易です。
- NETWORKDAYS.INTL関数を使って、特定の曜日が何日あるかを数えることができます。
手順
画像ではC2,C3セルに期間の初日と末日が入力されています。
以下では適宜設定を行ったうえで、F2セルにこの期間中の月曜日の日数を表示させるものとします。
まずはC4セルを選択した状態で、メニューから「表示形式」→「数字」→「書式なしテキスト」と選びます。
これは日数を求めるために使うNETWORKDAYS.INTL関数の第3引数(曜日を表す引数)を、文字列で指定する必要があるためです。
そしてC4セルに「0111111」と入力します。
これはNETWORKDAYS.INTL関数において「月曜(最初の桁)だけが平日(0)であとは休日(1)である」ことを意味します。
そして最後にF2セルに次の式を入力します。
F2セル
=NETWORKDAYS.INTL(C2,C3,C4)
NETWORKDAYS.INTL関数は指定期間(第1引数の日付から第2引数の日付まで)の間の営業日の日数、つまり平日の日数を数えるための関数です。しかしNETWORKDAYS関数と異なり、何曜が平日(休日)であるかを第3引数で指定することができます。上記のように、C4セルに「月曜だけが平日である」ことを表す文字列を入力しているので、これにより月曜の日数を数えることができるというわけです。
なお休日の指定方法は他にもありますが、詳細は公式(こちら)をご覧ください。
確定すると「4」という結果が得られました。
2020年10月に月曜日は4日ある、というわけです。
第3引数の与え方が独特ですが、対象とする曜日を一括して設定できるため、複数の曜日をカウントするのも容易です。
画像ではC4セルの値を「0110111」と変えています。これは「月曜日と木曜日が平日で後は休日である」ことを表しています。
これによりF2セルの値は「9」となっています。つまり2020年10月に月曜と木曜は合わせて9日ある、という結果が得られています。