Excelで、使える文字と長さを指定してパスワード(ランダムな文字列)を作る方法についてです。
- MID関数とRANDARRAY関数等を利用してパスワードを生成することができます。
手順
画像ではB3セルで使用可能文字が、C3セルで長さ(パスワードの文字数)が設定されています。
E3セル上の数式で、これらを参照してパスワードを生成しています。
E3セルの式は次のようなものです。
=CONCAT(MID(B3,RANDARRAY(C3,,1,LEN(B3),TRUE),1))
RANDARRAY関数により「1から『使用可能文字の文字数』まで」のランダムな整数を、「長さ」と同じ個数だけ生成しています。
これをMID関数の第2引数とすることで使用可能文字から1文字ずつ抽出し、最後にCONCAT関数で結合しています。
式を下方にフィルコピーした様子です。
4番目の例では同じ使用可能文字を複数回指定することで文字の出現率を調整しており、出現率はa>b>cとなります。