GoogleスプレッドシートのREPLACE関数についてです。本来は文字列中の文字を置き換えるための関数ですが、文字(文字列)を挿入することもできます。
- REPLACE関数の第3引数を「0」とする(または何も指定しない)ことで、文字列中に指定した文字(文字列)を挿入することができます。
手順
B3セルに対象となる文字列が入力されています。
ここでD3セルに次のように入力します。
=REPLACE(B3,3,0,"☆")
一見、3文字目を「☆」に置き換える式ですが、第3引数が「0」となっています。
これを実行すると……
こうなります。
元の文字列の3文字目(9)の前に「☆」が挿入されています。
このように、第3引数を「0」とする(または何も指定せずカンマを連ねる)ことで、指定した位置の前に文字を挿入することができます。
LEFT関数やRIGHT関数を組み合わせるよりも式を簡単にできるのがメリットです。
なお、第3引数が対象となる文字列の長さより大きい場合は、文字列の末尾に文字が加わります。
画像は第3引数を「99」とした結果です。