下線などと異なりアイコンには取り消し線のメニューがないので注意が必要です。
- 対象となる文字列を選択してメニューから「表示形式」→「テキスト」→「取り消し線」と選択すれば取り消し線が引けます。ショートカットキーはAlt+Shift+5です。
取り消し線を引く方法
まずは対象となる文字列を選択します。

その状態でメニューから「表示形式」→「テキスト」→「取り消し線」と選択します。

取り消し線が引かれました。
上の画像ではわかるようにショートカットキー「Alt+Shift+5」でも引けますがちょっと覚えにくいです。

なお、取り消し線の色は文字色と同じものとなります。異なる色に設定することはできません。
取り消し線を消す方法
取り消し線が引かれている文字列を選択します。
取り消し線がない部分を含めて選択しまうと、取り消しにならない(取り消し線が引かれる範囲が増えるだけ)ので注意してください。

そのままメニューから「表示形式」→「テキスト」→「取り消し線」と選択します。
取り消し線を引くときの操作と同じです。

取り消し線が消えました。

取り消し線が図形である場合
取り消し線のように見えるものが実は図形だった、というケースがあります。
図形として線を配置すれば文字色と線色を別に設定できるといったメリットはあるものの、設定が面倒なうえ、文章を変更するたびに位置を合わせる大変なのでおすすめはしませんし、ここでは詳細は説明せず削除のやり方だけ記しておきます。
まず、図形として配置されている線は、その線のみ選択することができます。

そのまま右クリックして「削除」を選択したり、ショートカットキー「Ctrl+X」で削除することができます。

チェックを入れると取り消し線が引かれるチェックボックス
参考までに、チェックを入れると取り消し線が入るチェックボックスを紹介します。
まずはチェックボックスのアイコン
の右にある▼をクリックし、左側の取り消し線入りのチェックボックスを選択します(単に
のアイコンでもOKです)。

それぞれの項目(文字列)を入力していきます。
Enterキーで次の項目に移り、何も文字を入力せずにEnterを押せば項目追加が終了します。

チェックボックスをクリックしてチェックを入れると、横の文字列に取り消し線が入ります。
チェックリストのように実行すべき項目を設定し、結果を記録するのに適しています。
