(LibreOffice Calc)画像・図形をセルの背後(背景)に置く

 LibreOffice Calcで画像や図形をセルの背後(背景)に配置する方法についてです。
 この方法で配置した画像・図形は(「書式」→「ページ」から設定できる)ページの背景とは異なり、配置した箇所にのみ表示されます。

  • 画像・図形を右クリックして「整列」→「背景へ」と進むことでセルの背後に配置することができます(選択状態でメニューから「書式」→「整列」→「背景へ」と進んでも可)。
  • セルの背後にある画像等は「図形描画機能の表示」アイコン→「選択」アイコンを選択することで選択することができ、「前景へ」で元に戻すことができます。

手順

f:id:accs2014:20190510162126p:plain:right:w550

 画像を右クリックして「整列」→「背景へ」と選択します。

f:id:accs2014:20190510162124p:plain:right:w400

 画像がセルの背後に回り込みました。

f:id:accs2014:20190510162121p:plain:right:w400

 セルは背後にある画像等に邪魔されず編集でき、表示されます。

f:id:accs2014:20190510162119p:plain:right:w650

 背後にある画像を選択するときは「図形描画機能の表示」アイコン→「選択」アイコン(矢印)を選択してからクリックします。
 そこで同様に「整列」→「前景へ」と進むと元に戻すことができます。

f:id:accs2014:20190510162116p:plain:right:w450

 画像に透過性を設定したうえで、表の背後においてみた様子です。

 なお、セルの背後に置いた画像同士にも前面・背面の関係があり、「背面へ移動」などで順番を変更できます。