Googleスプレッドシート
Googleスプレッドシートで2023年2月にExcelから輸入された、TOCOL関数の使い方についてです。 従来のFLATTEN関数に似ていますが機能が拡張されています。なおTOROW関数も利用可能となっており、並べる方向が違うだけでほぼ同じです。 TOCOL関数により複数行…
Googleスプレッドシートで文字列を置き換えるのに便利な、SUBSTITUTE関数の使い方についてです。 SUBSTITUTE関数を使って、テキスト中の特定の文字列を別の文字列に置き換えることができます。 使用例 構文 応用例 使用例 次の画像ではC3セルに式を入力して…
Googleスプレッドシートで、表の行列を入れ替える(転置する)方法についてです。 表をコピーし、貼り付け先で右クリックしてメニューから「特殊貼り付け」→「転置して貼り付け」を選択すると、表の行列を入れ替えた結果を貼り付けられます。 TRANSPOSE関数…
GoogleスプレッドシートのFILTER関数を使う際に、対象となる表のうち取得する一部の列を指定し、その中で条件を満たす行を抽出する方法についてです。 FILTER関数の第1引数内で抽出する列を直接指定しておけば、その指定した列だけを抽出できます。 取得する…
Googleスプレッドシートでシート上に配置した画像や図形を右クリックしても何も起こらない件についてです。 Googleスプレッドシートでは画像や図形の右クリックメニューが用意されていません。 選択したときに右上に現れるアイコンをクリックするといくつか…
Googleスプレッドシートで図形等を作成するのに用いる、図形描画機能の使い方についてです。 すべての機能は膨大な量になるので、ここでは図形等の作成と装飾・加工機能を中心に紹介します。 メニューから「挿入」→「図形描画」と選択すると図形描画のキャン…
GoogleスプレッドシートのLEFT関数を使って、テキストの先頭から指定した文字数を抽出する方法についてです。 「=LEFT(テキスト,文字数)」という式で、テキストのうち(左から数えて)指定した文字数を抽出することができます。 FIND関数などと組み合わせて…
Googleスプレッドシートで、数値の大小に基づき順位を求める際に用いるRANK関数の使い方についてです。 RANK関数を使って、ある数値がデータ(範囲)の中で何位にあたるのかを求めることができます。 使用例 構文 応用例 同じ順位の場合に別の値により差をつ…
Googleスプレッドシートで、条件を満たす値の数をカウントするCOUNTIF関数の使い方についてです。 「=COUNTIF(範囲, 条件)」という式で、条件を満たすセルの数をカウントできます。 大・小文字、全角・半角、ひらがな・カタカナを区別せずカウントすることに…
Googleスプレッドシートで、#N/Aエラーを置き換えるIFNAエラーの使い方についてです。 「=IFNA(値, エラーの場合の値)」という式で、値が#N/Aエラーである場合に別の値を表示させることができます。 使用例 構文 備考 IFERROR関数との違い XLOOKUP関数で検索…
Googleスプレッドシートで、文字列を結合(連結)する各種の方法についてです。 &演算子を使う方法のほか、各種の関数を使って文字列を結合することができます。 関数で便利なのはCONCATENATEとTEXTJOIN関数です。後者では区切り文字を入れることができます…
GoogleスプレッドシートのXLOOKUP関数では、検索値が見つからないと#N/Aエラーが表示されます。 これを空白に変える方法についてです。 XLOOKUP関数の第4引数に何も指定せずカンマだけ入れておくと、検索値が見つからないときに空白セル(未入力状態)となり…
Googleスプレッドシートの第2引数、特にWHERE句でセルを参照し、その値を抽出条件にする方法についてです。 QUERY関数の第2引数に使う「" "」(ダブルクォーテーション)の内側にセル番地を含めるとエラーになります。 セル番地を「" "」の外に置き「&」で連…
GoogleスプレッドシートのUNIQUE関数で複数の列を指定しても、セル単位で値の重複を除くことはできません。 これを何とかする方法についてです。 「=UNIQUE(FLATTEN(範囲))」という式で、複数列を指定した場合でもセル単位で重複を除いた結果を得ることがで…
Googleスプレッドシートで日付から曜日の値(数値)を求めるWEEKDAY関数の使い方についてです。 「=WEEKDAY(日付)」という式で、その日付の曜日を表す数値(日曜なら1~土曜なら7)を求めることができます。 CHOOSE関数などと併用して曜日名を求められますが…
Googleスプレッドシートで3つの値から日付を求める、DATE関数の使い方についてです。 「=DATE(年,月,日)」という式により、年・月・日の3つの数値を1つの日付に変換することができます。 使用例 構文 応用例 使用例 画像では、B,C,D列にそれぞれ年・月・日の…
Googleスプレッドシートで、セルに赤い三角形がつき、ポップアップで「無効」と表示されるのを消す方法についてです。 無効の表示はセルに入力されている値が入力規則に反していることを表しています。 表示を消すにはセルの値を直すか、入力規則を削除する…
Googleスプレッドシートで新たに導入されたXLOOKUP関数についてです。VLOOKUP関数とは異なり、検索値にワイルドカードを用いる場合には、同時に引数でそのことを指定する必要があります。 XLOOKUP関数で検索値にワイルドカードを用いる場合、第5引数(一致モ…
Googleスプレッドシートで、セル内の文字がなぜか一部しか見えないときの原因と対策についてです。 ラッピング(折り返し等)の設定と列の幅・行の高さの兼ね合いによりセル内の文字が隠れます。 周囲のセルの文字や図形等により文字が隠れることもあります…
GoogleスプレッドシートでMATCH関数の後継として導入されたXMATCH関数の使い方についてです。 XMATCH関数により、指定した値(検索キー)が検索範囲内で何番目の位置にあるのかを取得することができます。 機能と構文 基本的な使用例 第3引数(一致モード)…
Googleスプレッドシートで、数値のすべての約数を列挙する方法についてです。 REDUCE/LAMBDA関数を使って、数値の約数をすべて求めることができます。手順 画像では、B列に記録された各数値のすべての約数を求めています。 具体的にはD3セルに次のような式を…
Googleスプレッドシートで、ある数値が別の数値の約数かどうか判定する方法についてです。 「=MOD(数値1,数値2)」の結果が0ならば、つまり数値1を数値2で割った余りが0ならば、数値2は数値1の約数です。手順 各行に2つずつ数値が記録されています。 数値B(…
Googleスプレッドシートで文字列の判定に用いるREGEXMATCH関数の使い方についてです。 特にFILTER関数との組み合わせが便利です。 REGEXMATCH関数により、テキストが正規表現にマッチ(該当)するかどうか判定することができます。 機能と構文 基本的な使用…
Googleスプレッドシートで、文字列の置き換え条件が複数ある場合にそれらを一括して行う方法です。 置換元と置換先は複数の組になっているものとします。 SUBSTITUTE関数をネストするか、REDUCE関数と併用することで複数の置き換えを同時に行うことができま…
Googleスプレッドシートでのデータの重複チェックについてです。 通常はCOUNTIF関数が用いられますが文字種の違いをほとんど区別しないので、厳密に値を比較したい場合は別のやり方を用意する必要があります。別のカウントの仕方による方法も考えられますが…
Googleスプレッドシートで文字を全角→半角に変換するASC関数の使い方についてです。 「=ASC(文字列)」という式で、文字列中の全角文字を半角文字に変換することができます。 逆の機能を持つJIS関数はありません(2022年12月現在)。 使用例 構文 逆の関数は…
Googleスプレッドシートでデータの検索・抽出に便利なFILTER関数の使い方についてです。 FILTER関数を使うことで、指定範囲のうち条件を満たす行をすべて抽出することができます。 機能と構文 基本的な使用例 数値を条件とする抽出 文字列を条件とする抽出 …
GoogleスプレッドシートでCOUNTIF関数を使って値の重複をチェックする作業というのがよくありますが、これを複数列からなるデータの場合に拡張する方法についてです。 値を表示する方法とセルに色塗りする方法を試してみます。 COUNTIFS関数を使って複数列か…
GoogleスプレッドシートのTRANSPOSE関数の機能と使用例についてです。 「=TRANSPOSE(表の範囲)」という式により、表の行と列を入れ替えた結果を得ることができます これは数学での行列の転置と同じものです。 使用例 構文 応用例 使用例 次の画像ではTRANSPO…
FILTERやSORTなどと共に表計算界に衝撃を与えた、GoogleスプレッドシートのUNIQUE関数の使い方です。 これらはExcelにも導入され、UNIQUE関数の引数の仕様はGoogleスプレッドシートに逆輸入されています。 UNIQUE関数により、値の重複を除いた結果を得ること…