いきなり答える備忘録

Google Workspace・Microsoft 365・LibreOfficeなどに関するメモ

Googleスプレッドシート

(Gスプレッドシート)図形をコピーする方法

Googleスプレッドシートでシート上の図形を選択してコピーペーストしても何も起きません。 そこで別の方法で図形をコピーして貼り付ける方法を紹介します。 図形をダブルクリックするか、選択して右上のマークを選択し「編集」をクリックします。 図形描画キ…

(Gスプレッドシート)SORTとFILTER関数を組み合わせる例と注意点

GoogleスプレッドシートでSORT関数での並べ替えとFILTER関数での抽出を同時に行う例と注意点についてです。 SORT/FILTER関数の併用時に関数の順序や引数の指定が適切でないと、エラーや意図しない結果になる場合があります。 成功例と失敗例 QUERY関数での実…

(Gスプレッドシート)列をたくさん増やす方法

Googleスプレッドシートで列を増やす場合、列の挿入だと一度に増やせる列数が限られますが、これをより多く増やす方法についてです。 適当な列(列全体)を選択してコピーし、転置して貼り付ければ1000列ほど(貼り付けの実行位置による)増やすことができま…

(Gスプレッドシート)SUMIF関数の使い方

Googleスプレッドシートで、条件付きで数値を合計するのに用いるSUMIF関数の使い方についてです。 「=SUMIF(検索範囲, 条件, 合計範囲)」という式で、条件を満たす数値を合計することができます。 検索範囲(条件を課す範囲)と合計範囲(合計すべき数値の範…

(Gスプレッドシート)取り消し線を引く方法

Googleスプレッドシートで、セル内の文字に取り消し線(打ち消し線)を引く方法についてです。 単純に指定したセルや文字に線を引く方法のほか、条件付き書式の一例としてチェックボックスに連動して取り消し線を引く例を紹介します。 対象とするセルやセル…

(Gスプレッドシート)SORT関数の使い方

Googleスプレッドシートでデータの並べ替えを関数で行うことができる、SORT関数の使い方についてです。 SORT関数を使うことで、データを指定したキーにより並べ替えた結果を得ることができます。 機能と構文 基本的な使用例 応用例 機能と構文 SORT関数の機…

(Gスプレッドシート)STDEV.P/STDEV.S関数で標準偏差を求める

Googleスプレッドシートで、数値のばらつき具合を求めるSTDEV.P/STDEV.S関数の使い方についてです。 STDEV.P関数で標本標準偏差を、STDEV.S関数で不偏標準偏差(母集団の標準偏差の推定値)を求めることができます。 STDEVP関数はSTDEV.P関数と、STDEV関数は…

(Gスプレッドシート)OR条件でカウントする方法

Googleスプレッドシートで、値そのものにOR条件(または)をつけてカウントする方法、さらに複数の列にOR条件をつけて件数(行数)をカウントする方法についてです。 COUNTIF関数1つでOR条件つきのカウントをすることができます。 FILTER関数とROWS関数を組…

(Gスプレッドシート)OR条件で合計を求める方法

Googleスプレッドシートで、数値そのものにOR条件(または)をつけて合計する方法と、OR条件を満たす行の数値だけを合計する方法を紹介します。 SUMIF関数の第1引数で「+」演算子を使ってOR条件を設定することができます。 FILTER関数とSUM関数を組み合わせ…

(Gスプレッドシート)特定の文字を消す方法

Googleスプレッドシートで、テキスト中の特定の文字をすべて消す方法です。ここで「特定の文字」とは○文字目といったものではなく「『A』の字」や「すべてのひらがな」のように具体的な文字種を指すものとします。 SUBSTITUTE関数やREGEXREPLACE関数を使って…

(Gスプレッドシート)空白セルをカウントする

Googleスプレッドシートで空白セル(空のセル。空文字列(="")でもないもの)の数をカウントする方法についてです。 「=COUNTIF(範囲,"=")」という式で空白セルをカウントできます。 COUNTBLANK関数は空白セルだけでなく空文字列も含めてカウントします。手…

(Gスプレッドシート)SUMIF関数で複数条件(AND,OR)を指定する

GoogleスプレッドシートのSUMIF関数でAND条件(かつ)やOR条件(または)をつけて集計する方法です。 1つのSUMIF関数で集計できますのでやり方を紹介します。 SUMIF関数の第1引数で関数式が使えるので論理演算ができます。これを利用してAND/OR検索ができま…

(Gスプレッドシート)COUNTIF関数で複数条件(AND,OR)を指定する

GoogleスプレッドシートのCOUNTIF関数でAND/OR条件(かつ/または)をつけてカウントする方法です。 実は1つのCOUNTIF関数でカウントできますのでその方法を紹介します。 COUNTIF関数の第1引数で関数式が使えるので論理演算ができ、これを利用してAND/OR検索…

(Gスプレッドシート)LET関数の使い方

Googleスプレッドシートで2023年2月より利用可能となったLET関数の使い方についてです。 LET関数を使うことで値に名前を付けることができ、式の内容を理解しやすくできます。 同じ式を繰り返し記述せずに済ませることもでき、式を簡潔にすることができます。…

(Gスプレッドシート)VSTACK/HSTACK関数の使い方

Googleスプレッドシートで2023年2月より使用可能となったVSTACK/HSTACK関数の使い方についてです。 「=VSTACK(範囲1,範囲2)」という式で、2つの範囲を縦に結合できます。3つ以上の結合も可能です。 同様にHSTACK関数では複数の範囲を横に結合した結果が得ら…

(Gスプレッドシート)CHOOSEROWS/CHOOSECOLS関数の使い方

Googleスプレッドシートで2023年2月に利用可能となったCHOOSEROWS/CHOOSECOLS関数の使い方についてです。 CHOOSEROWS/CHOOSECOLS関数を使って、指定した範囲のうち指定した位置の配列(n行目/n列目)を抽出することができます。 機能と構文 基本的な使用例 …

(Gスプレッドシート)WRAPROWS/WRAPCOLS関数の使い方

Googleスプレッドシートで2023年2月に導入されたWRAPROWS/WRAPCOLS関数の使い方についてです。 2つの関数はデータを並べる方向が異なるだけでほぼ同じですので、WRAPROWS関数を中心に紹介します。 WRAPROWS/WRAPCOLS関数によりデータを一定列数(行数)で折…

(Gスプレッドシート)TOCOL関数の使い方

Googleスプレッドシートで2023年2月にExcelから輸入された、TOCOL関数の使い方についてです。 従来のFLATTEN関数に似ていますが機能が拡張されています。なおTOROW関数も利用可能となっており、並べる方向が違うだけでほぼ同じです。 TOCOL関数により複数行…

(Gスプレッドシート)SUBSTITUTE関数でテキスト中の文字列を置き換える

Googleスプレッドシートで文字列を置き換えるのに便利な、SUBSTITUTE関数の使い方についてです。 SUBSTITUTE関数を使って、テキスト中の特定の文字列を別の文字列に置き換えることができます。 使用例 構文 応用例 使用例 次の画像ではC3セルに式を入力して…

(Gスプレッドシート)行と列を入れ替える方法

Googleスプレッドシートで、表の行列を入れ替える(転置する)方法についてです。 表をコピーし、貼り付け先で右クリックしてメニューから「特殊貼り付け」→「転置して貼り付け」を選択すると、表の行列を入れ替えた結果を貼り付けられます。 TRANSPOSE関数…

(Gスプレッドシート)FILTER関数で指定した列だけ抽出する

GoogleスプレッドシートのFILTER関数を使う際に、対象となる表のうち取得する一部の列を指定し、その中で条件を満たす行を抽出する方法についてです。 FILTER関数の第1引数内で抽出する列を直接指定しておけば、その指定した列だけを抽出できます。 取得する…

(Gスプレッドシート)画像や図形が右クリックできない理由

Googleスプレッドシートでシート上に配置した画像や図形を右クリックしても何も起こらない件についてです。 Googleスプレッドシートでは画像や図形の右クリックメニューが用意されていません。 選択したときに右上に現れるアイコンをクリックするといくつか…

(Gスプレッドシート)図形描画の使い方

Googleスプレッドシートで図形等を作成するのに用いる、図形描画機能の使い方についてです。 すべての機能は膨大な量になるので、ここでは図形等の作成と装飾・加工機能を中心に紹介します。 メニューから「挿入」→「図形描画」と選択すると図形描画のキャン…

(Gスプレッドシート)LEFT関数で指定した数の文字を抽出する

GoogleスプレッドシートのLEFT関数を使って、テキストの先頭から指定した文字数を抽出する方法についてです。 「=LEFT(テキスト,文字数)」という式で、テキストのうち(左から数えて)指定した文字数を抽出することができます。 FIND関数などと組み合わせて…

(Gスプレッドシート)RANK関数で順位を求める

Googleスプレッドシートで、数値の大小に基づき順位を求める際に用いるRANK関数の使い方についてです。 RANK関数を使って、ある数値がデータ(範囲)の中で何位にあたるのかを求めることができます。 使用例 構文 応用例 同じ順位の場合に別の値により差をつ…

(Gスプレッドシート)COUNTIF関数の使い方

Googleスプレッドシートで、条件を満たす値の数をカウントするCOUNTIF関数の使い方についてです。 「=COUNTIF(範囲, 条件)」という式で、条件を満たすセルの数をカウントできます。 大・小文字、全角・半角、ひらがな・カタカナを区別せずカウントすることに…

(Gスプレッドシート)IFNA関数で#N/Aエラーを別の値に変換する

Googleスプレッドシートで、#N/Aエラーを置き換えるIFNAエラーの使い方についてです。 「=IFNA(値, エラーの場合の値)」という式で、値が#N/Aエラーである場合に別の値を表示させることができます。 使用例 構文 備考 IFERROR関数との違い XLOOKUP関数で検索…

(Gスプレッドシート)文字列を結合する方法

Googleスプレッドシートで、文字列を結合(連結)する各種の方法についてです。 &演算子を使う方法のほか、各種の関数を使って文字列を結合することができます。 関数で便利なのはCONCATENATEとTEXTJOIN関数です。後者では区切り文字を入れることができます…

(Gスプレッドシート)XLOOKUP関数で値が見つからないとき空白にする

GoogleスプレッドシートのXLOOKUP関数では、検索値が見つからないと#N/Aエラーが表示されます。 これを空白に変える方法についてです。 XLOOKUP関数の第4引数に何も指定せずカンマだけ入れておくと、検索値が見つからないときに空白セル(未入力状態)となり…

(Gスプレッドシート)QUERY関数の条件でセル参照をする方法

Googleスプレッドシートの第2引数、特にWHERE句でセルを参照し、その値を抽出条件にする方法についてです。 QUERY関数の第2引数に使う「" "」(ダブルクォーテーション)の内側にセル番地を含めるとエラーになります。 セル番地を「" "」の外に置き「&」で連…