いきなり答える備忘録

Google Workspace・Microsoft 365・LibreOfficeなどに関するメモ

(Gスプレッドシート)数式をそのまま表示させる

Googleスプレッドシートで、セルに入力されている数式をそのまま表示する方法についてです。 メニューの「表示」→「数式を表示」で、セルに入力されている数式そのものを表示できます。手順 小さな表があります。 一部のセルには式が入力されているので、そ…

(Gスプレッドシート)VLOOKUP関数で検索キーより左側の値を抽出する

[※2022年11月更新] GoogleスプレッドシートのVLOOKUP関数についてです。この関数は基本的に検索キー(検索値)が記録されている列の右側の列にある値しか取り出せませんが、少しの手間だけで左側の列にある値も抽出することができます。 ただし、2022年秋よ…

(Excel)1つの式で累計を求める

[※2022年3月更新] Excelで数値の累計を求める場合には「=SUM(B$3:B3)」といった式を置いてあとは下にコピー、というやり方が一般的ですが、1つのセルに式を入力するだけで各行(列)に累計を表示することも可能です。 SCAN関数とLAMBDA関数を使うことにより…

(Gスプレッドシート)成分がすべて等しい行列を生成する

Googleスプレッドシートで、成分がすべて同じ値の行列(典型的なのは成分がすべて1の行列)を生成する方法についてです。 SEQUENCE関数の第4引数(増分)を0にすることで、成分がすべて等しい行列が返されます。手順 例として次のように入力してみます。 =SE…

(Gスプレッドシート)1つの式だけで複数の行のそれぞれの合計を求める

Googleスプレッドシートで、複数の行のそれぞれの合計を求める際に、1つのセルへの入力だけで済ませる方法についてです。 ARRAYFORMULA関数とSUM関数の組み合わせではうまくいかないので別の方法を考える必要があります。 SUMIF関数を用いる方法とMMULT関数…

(Excel)ISEVEN・ISODD関数に配列を渡すとエラーになる現象と対策

ExcelのISEVEN関数とISODD関数の伝統的な仕様についてです。 ISEVEN関数とISODD関数は、引数が配列(行列)だと「#VALUE!」を返します。 引数に「*1」を加えるとエラーになりません。他の演算や関数を加えても同様です。手順 B2:B9に数字が並んでいますので…

(Excel)一番下にある値を取得する

Excelで、指定した列のうち値が存在する(空白でない)最後の行の値を取得する方法についてです。 途中に空白セルがあっても取得できますし、数値・文字列いずれも取得できます。 XLOOKUP関数を使って列の一番下の値を取得できます。 FILTER関数とINDEX関数…

(LibreOffice Calc)文字列の中の数字だけを取り出す

LibreOffice Calcで、文字列に含まれる数字だけを抽出する方法についてです。 対象とするのは半角数字とします。数字は文字列として取り出し、0で始まる数字もそのまま取り出すものとします。 REGEX関数(バージョン6.2で追加)を使って文字列の中の数字だけ…

(Gスプレッドシート)シートのn行目以降(x列目以降)のすべてを参照する

Googleスプレッドシートで、ある行以降のすべての行(列についても同様)を参照する方法についてです。 「={B3:B}」といった表記により、特定の行以降のすべての行を参照することができます。 「={C3:3}」といった表記により、特定の列以降のすべての列を参…

(Gスプレッドシート)1つの式だけで累計を求める

Googleスプレッドシートで累計を求める場合、「=B3+C2」とか「=SUM(B$3:B3)」といった式を下方にコピーして連ねるのが常套手段です。 しかし実は1つのセルへの入力だけで各行に累計を表示することができます。 SUMIF関数とARRAYFORMULA関数を組み合わせて累…